出演者情報

江本純子

 

1978年12月22日千葉県生まれ。立教大学入学と同時に演劇を始め、21歳で劇団「毛皮族」を旗揚げ。 2000年代、毛皮族は祝祭的な演劇作品の数々を上演し、演劇界の一躍を担う存在となった。09年、10年に発表した劇作が岸田國士戯曲賞の最終候補となる。12年にはフランス・パリ日本文化会館より招聘され、初の海外公演を行った。16年に初監督作品、映画『過激派オペラ』が公開。

近作では、システムが整った劇場ではない「場所」にて、俳優と作品それ自体の野生状態を重視した演劇作品を創作している。2016年、小豆島大部に滞在し、野外演劇「とうちゃんとしょうちゃんの猫文学」を砂子造船所跡地にて発表。2017年、セゾン文化財団助成によるサバティカル(海外充電)を経て、新作「30分で愛は壊れていく」を北千住BUoYアートセンターにて発表。今作「あなたはわたしのシネマなの」では、再び小豆島で滞在制作を行い、上演する。

 

主な出演作品

ポツドール『愛の渦』

野田秀樹作 松尾スズキ演出『農業少女』

シアターコクーン+大人計画『ふくすけ』

日本・シンガポール・インドネシア 国際共同制作『三代目、りちゃあど』

演劇女子部『一枚のチケット 〜ビートルズがやって来る〜』


岩瀬 亮(いわせりょう)

 

1980年生まれ、茨城県出身。05年『SEX GANG CHILDRE』にて舞台デビュー後、ポツドール、ハイバイ、劇団サンプルなどの舞台で活動。『ディストラクション・ベイビーズ』(16/真利子哲也監督)、『過激派オペラ』(16/江本純子監督)など映画での活動もしており、主演した日韓合作映画『ひと夏のファンタジア』(16/チャン・ゴンジェ監督)に続き、韓国で公開された『最悪の一日』(16/キム・ジョングァン監督)も異例の大ヒットをみせた。フリーランス。

主な出演作品

ハイバイ『ハイバイ、もよおす』『リサイクルショップKOBITO』『ポンポン』

ポツドール 『愛の渦』『顔よ』『人間失格』

蓬莱竜太作品『星回帰線』『正しい教室』

劇団サンプル『女王の器』『ゲヘナにて』

smartball『The Perfect Drug』『My Legendary Girlfriend』

 

江本純子作品

『幕末太陽傳』『黒い三人のこども』『30分で愛は壊れていく』


島田桃依(しまだももい)

 

2004年「庭劇団ペニノ」で初舞台を踏む。その後、様々な劇団に客演。2010年「青年団」入団。2016年江本純子作品に初めて出演する。

今まで「城山羊の会」ふじきみつ彦プロデュース「Taro the dark」「射手座の行動」「根本宗子特別企画」「玉田企画」「水素74%」「劇団宝船」「悪魔のしるし」「乞局」「テスト・サンプル」「岡崎藝術座」「五反田団」「鉄割アルバトロスケット」などに客演。

 

主な出演作品

庭劇団ペニノ『大きなトランクの中の箱』『誰も知らない貴方の部屋』『苛々する大人の絵本』

青年団『バルカン動物園』『マッチ売りの少女たち』

城山羊の会『水仙の花 narcissus』『身の引きしまる思い』

 

江本純子作品

『黒い三人のこども』『30分で愛は壊れていく』


呉城久美(くれしろくみ)

 

1986年生、大阪府出身。大学在学時に演劇をはじめ、京都を拠点とし、各地で活動。拠点を東京に移し、芸能プロダクションjungleに所属。出演作にはNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(キアリス社員開発宣伝部佐藤久美子役)『ひよっこ』(優子の義理姉役)他今年はドラマを中心に活躍。今後、CM、映画の出演作が控えており幅広い活躍が期待される。

 

主な出演作品

メイシアタープロデュース『グッドバイ』

ロロ『夏も』

劇団子供鉅人『重力の光』

ピンクリバティ『艶やかなマチルダ』

 

江本純子作品

『30分で愛は壊れていく』


松之木天辺(まつのきてっぺん)

 

1998年より2004年まで「オペラシアターこんにゃく座」の歌役者として活動。2004年より、コンテンポラリーダンス界のゴッドマザー・黒沢美香率いる「黒沢美香&ダンサーズ」、2006年より、井手茂太率いる「イデビアン・クルー」のダンサーとして踊りつつ、小劇場から大劇場まで幅広く出演。2010年、自身が監督・脚本・音楽を手がけた映画『パブの中』を発表。2012年、福田転球・高木稟氏らとコント劇団「マサ子の間男」を結成。2017年4月、小豆島へ移住。現在は、東京と島を行き来しながら、小豆島で「Theater箱舟」と「民泊teppen」を運営し、創作活動を行う。

2017年冬、江本純子にダイレクトメッセージを送り、「財団、江本純子」を小豆島に招聘。江本作品に初参加する。

 

主な出演作品(舞台・映画)

美輪明宏演出『黒蜥蜴』

串田和美演出『もっと泣いてよフラッパー』

山本耕史演出 ロックミュージカル『ゴッドスペル』

山田和也演出 ミュージカル『ジキル&ハイド』

河原雅彦演出 歌喜劇『市場三郎~温泉宿の恋~』

木村龍之介演出 カクシンハン『ハムレット』

松村武演出 青蛾館 寺山音楽劇『中国の不思議な役人


佐久間麻由(さくままゆ)

 

神奈川県出身。 特技は一輪車で、かつて全日本一輪車競技大会で準優勝を獲得。 2003年のMBSドラマ30『ショコラ』の高木小豆役でドラマデビュー。その後女優・タレントとして活動。 ドラマや映画では、激しく生きる女性を演じ、CMでは優しさと可愛らしさを見せ、舞台ではその容姿を活かし少女役から女子高生役、実年齢の大人まで幅広く演じる器用さを持っている。

2016年、演劇作品を上演するための場所を追究していくプロジェクト「できごと」を江本純子と共に始動。2月に東京都内にあるセットデザイナーの作業場にて「二月のできごと」、8月に小豆島大部の造船所跡地にて「大部のできごと」をプロデュースした。

 

主な出演作品(映画・ドラマ・舞台)

映画:『過激派オペラ』『日本で一番悪い奴ら』『ロマンス』

ドラマ:『嬢王3』(テレビ東京)『インディゴの夜』』東海テレビ)

舞台:HEADS『を待ちながら』、贅沢貧乏『ハワイユー』、ハイバイ『て』、ベッド&メイキングス『墓場、女子高生』

 

江本純子作品

『幕末太陽傳』『人生2ねんせい』『売るものがある性』『常に最高の状態』『黒い三人のこども』『とうちゃんとしょうちゃんの猫文学』